トップページ今月のPickUp記事 > 「都城商業大健闘!! ベスト8!!」

特集「読者からの祝福メッセージ続々!「第91回全国高校野球選手権大会 都城商業大健闘!! ベスト8!!」」

第91回全国高校野球選手権大会 都城商業大健闘!! ベスト8!! イメージ

2009年の夏は、都城商業高等学校が28年ぶりに夏の甲子園全国大会出場、ベスト8という素晴らしい結果で都城は大いに盛り上がった。そこで本誌宛に読者の皆さんから寄せられた都商野球部へのメッセージを紹介。また、都商野球部河野真一監督と冨永圭太主将にこの夏を振り返って話を伺った。

(寄せられた中から一部をご紹介。たくさんのメッセージ、ありがとうございました。)

 

・10代の大事な時期に貴重な経験を仲間と一緒にできたことは良きことだと思います。いいなぁ。(オセロット/20歳・女性)

 

・あと一歩のところで敗れはしましたが、優勝校相手によくがんばったと思います。また、都商の名が全国に知れ渡り、ありがとうと言いたいです。(あつし/25歳・男性)

 

・ベスト8おめでとうございます。すばらしいことですね。近くに住んでいるので、練習中の掛け声など、聞こえてきていました! これからもがんばってください!!(結愛ママ/26歳・女性)

 

・ハラハラ、ドキドキしながら応援していました。(エムズ/26歳・女性)

 

・感動、勇気をありがとう。都城の星だぜ!(アズ/30歳・男性)

 

・全試合に全力で戦い、一つになり勝ち得たものがテレビを通して私たちにも伝わってきました。暗いニュースばかりの世の中、心が熱くなる夏の感動をありがとう!!(ぶーさん/30歳・女性)

 

・都城がとても盛り上がったし、見ていた私も「頑張れば夢は叶うんだな」と思うことができました。(キャラメル/34歳・女性)

 

・一生懸命な姿を拝見して、自分もがんばろうと思いました。(つゆくさ/40歳・女性)

 

・来年も甲子園へ!(A・H/41歳・男性)

 

・前回のベスト8の時はリアルタイムで見ていました。今回の活躍で青春時代の感動が再び蘇りました。(私もはまりそう/42歳・女性)

 

・地元ということで応援にも力が入りました。部員が元気で伸び伸びと試合をしているなぁと思いました。(まさママ/43歳・女性)

 

・多くの夢を与えてくれてありがとう!! 感動しました!!(エイリアン/45歳・男性)

 

・私学ではなく、公立高校の皆さまが勉強と部活を両立して勝ち得た誇りと汗の勲章。本当によかったです。(ケンさん/54歳・男性)

 

・毎回テレビの前で応援していました。汗をかきながら一生懸命がんばる姿が印象的でした。(おこちゃん/56歳・女性)

 

・中京相手によく戦いました!(白髪まじりの赤毛のアン/67歳・女性)

 

・多くの市民の夢を叶えてくれてありがとう。また、ベスト8進出、おめでとう。私たちは結果だけを見ていますが、日頃の練習は大変なものでしょう!(Y・I/70歳・男性)

 

 

 

 

■都商野球部・河野真一監督(37)の談話

 

都城商業野球部・河野真一監督「今年4月に異動してきて、監督就任直後の九州大会では選手の力を引き出せず、準々決勝の対九州国際大付に1-8のコールド負け……。選手を十分に把握し、夏に向けてチームの結束力を高めることが重要であると強く感じた。

 

その後の甲子園の宮崎県予選、準決勝の対宮崎農で2-3の相手にリードを許しての8回裏。雷雨で3時間51分にも及ぶ一時中断からの試合再開後、1点をあげ、更に冨永の満塁ホームラン。最後まで試合をさせてもらったことが、勝敗以上に意味のある試合だった。

 

そして迎えた甲子園全国大会では初戦の聖望学園(埼玉)での先制攻撃が後々の試合の流れを引き寄せる重要なポイントになった。

 

(甲子園の結果…1回戦 対聖望学園(埼玉)5-1、2回戦 対三重(三重)8-3、3回戦 対智弁和歌山(和歌山)4-1、準々決勝 対中京大中京(愛知)2-6)

 

甲子園出場が決まってからは皆さんの温かい言葉や激励をたくさん頂いた。選手たちが伸び伸びと全国の舞台でプレーできたのは、OBの皆さんのサポートと地域の皆さんのおかげ。本当にありがたかった。」

 

 

■冨永圭太主将(3年生)の談話

 

都城商業野球部・冨永圭太主将「1年生の時、ミーティングで甲子園出場を目指すことを誓って3年間がんばった。4月の九州大会では準々決勝でコールド負け、甲子園の宮崎大会のシード権をかけた6月のNHK杯では対宮崎農に初戦敗退。監督が変わり不安があったが、甲子園に懸ける強い思いで乗り切った。

 

甲子園の宮崎県予選では準決勝が印象深い。この試合はNHK杯で敗れた宮崎農との再戦。2回の攻撃を残し雨で中断になったが、この試合の勝利で勢いに乗ることができた。

 

甲子園では試合に集中し、雰囲気にのまれることなく、自分たちが持っている以上の力を出せた。最後までチームが崩れることなく、目標を見失うことなく戦うことができた。

 

甲子園は、誰よりも野球に対する強い思いを持たなければ行くことができないところだと感じた。野球部の仲間に出会えて本当に良かった。

 

皆さんの支えや応援を頂き心からありがとうございました、と伝えたい。これからも都商野球部を応援して下さい。」

 

* * *

 

甲子園での上位校の12チームは新潟国体に出場。都商は9月27日、同じく甲子園ベスト8の立正大淞南(島根)と対戦。

 

「再び全国で戦えるのはうれしいこと。初戦の立正大淞南はひとつ上のチーム。新西と藤本の二枚看板がうまく機能すれば上位が狙える。一戦一戦しっかりとした試合をしたい。」と河野監督。

 

「いつも通り自分たちの野球をしたい。全国のレベルを感じながら野球を楽しみたい。」と冨永主将は3年生最後の試合に意気込む。(順)

 

(取材日/2009年9月17日)