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複雑社会の老い先案内人 NPO法人二十四の瞳の「ライフケアコンシェルジュデスク」

1月下旬の土曜日。深夜2時半頃、蓑原町の70代女性(一人暮らし)から電話を戴きました。「高血糖で3年以上通院しているが、他の病院に変えようと思うがどうか」というもの。

 

今回は、この質問の内容ではなく、彼女が土曜深夜に電話してきたことを2つの視点から考えてみます。

 

まず、質問内容自体は週明けまで待っても支障はなさそうです。にも関わらず、土曜深夜に行動したのは、高齢者の場合、ほんの些細な不安でも、気にしだしたら夜も眠れないといった方が多いからです。市の相談窓口は平日の9時〜17時まで。そんな時、悶々としたまま月曜の朝を待つことなく、気軽に相談できる環境が整っていれば安心に違いありません。

 

次に、行動を起こす決断をしたのが仮に平日であったら、果たして彼女は自治体や病院に電話をしただろうかという点。世の中の相談機関は、概して相談しづらいものです。例えばあなたなら、ちょっと気になることがあるからといって、医師・弁護士等の専門家や、公民館で土日に開かれている福祉相談室に行くことを選択するでしょうか。「相談して小難しい説明をされたり、たらい回しにされたりしないだろうか。まぁいい、面倒だから我慢しよう」──そんなためらいが、取り返しのつかない結果を招く危険をはらんでいるのです。思い立った時に気軽に相談できる環境が必要なのです。そんな思いからNPO「二十四の瞳」は、24時間体制で対応しています。

(お問合せは、TEL/26-8041まで)