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今月の顔

今月の顔 No.22 「ハリウッド映画プロデューサー エッセイスト マックス 桐島さん」 写真

No.22

まず、今日何ができるか。
それが夢実現への近道!

ハリウッド映画プロデューサー
エッセイスト
マックス 桐島さん(61)

 

大きなことでも、小さなことでも自分の思いをカタチにできれば成功したと実感できる──と話すのは、映画プロデューサーでアンチエイジングアドバイザーマックス桐島さん。

 

マックス桐島さんは、神奈川県葉山生まれの東京都渋谷育ち。1970年に映画製作を夢見て、高校生で単身アメリカへと渡り、UCLA映画学科にて映画について学んだ。大学卒業後は、世界一周へ。

 

「良い映画を作るために、もっと自分の見聞を広めなくてはと感じ、3年かけて92カ国を回る世界一周の旅へと出ました。貨物船でデッキ磨きの仕事をしながらアフリカへ渡ったり、インドでヨガの学校に通ったりと充実していました。この3年間の経験や感じたことは、その後の僕の人生の土台となっています」と話す。

 

20代後半にニューヨークへ戻り、演劇学校へ入学。俳優として、様々な映画やドラマでアジア人や日本人の役を演じた。

 

「ジェームズ・ディーンやアル・パチーノも学んだ由緒正しい演劇学校に入りました。将来のスターたちと共に演劇について学んだだけでなく、人生においてのプレゼンテーションの方法も学ぶことができました。これは、プロデューサーとして働く上でもとても役立ちました」と当時を振り返る。

 

36歳でプロデューサーとして「NIGHT OF THE WARRIOR」を製作。初めは配給会社9社に断られたが、挫折しそうな時ほどチャンスが見つかると諦めなかった。そして、これまでにハリウッドで13本の映画を作り、夢を形にしてきた。

 

「転ぶたびに何かを学ぶことができると信じ、必死に食らいつきチャンスをものにしました。ハリウッドは思いをカタチにできる世界。自分が実現させたいことがあれば、誰もがどうにかして実現させようと努力しています。良いものを作れば売れる実力勝負の世界なので、とても刺激的でしたね」と話す。

 

現在は、奥様の地元である都城に拠点を移し、作家活動の傍ら、オールフォアフィットネスでアンチエイジングストレッチやサルササイズ、英会話などの教室を受け持っている。

 

「自然豊かな都城での生活は、新鮮で楽しい。人生いつもこれから! 今は、かっこいい英語を教えることに燃えています」と笑うマックスさん。熱くてクールな人生観に、取材を通して私も多くを学ばせて頂きました。 (エタン)