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ぼんち 元気企業 ■■■都城圏域の元気な企業を徹底取材!仕事内容ほか、ユニークな取り組みや元気な人などを紹介します。

財団法人 都城圏域地場産業振興センター

■取材協力/
財団法人 都城圏域地場産業振興センター
都城市都北町5225番地1
TEL/0986-38-4561

 

今回は、昭和58年設立の財団法人都城圏域地場産業振興センター、副主幹(道の駅都城店長)の西川公一朗さん(44)に話を伺いました。

 

財団法人都城圏域地場産業振興センターは都城圏域(当時の1市5町 都城市・三股町・山之口町・高城町・山田町・高崎町)と関係業界が一体となり設立され、現在、加入企業は約400社です。地場企業の販路開拓や人材育成、新商品の開発、企業間の交流など、いわば地場企業間のパイプ役なんですよ。販路開拓・拡大のために企業の方と県内外の商談会に同行することもあります。

 

もともとこれらの事業のほか、商品の展示販売や地元の食材を使ったレストランを運営してきましたが、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持つことから「道の駅」として申請。平成13年11月に「道の駅 都城」をオープンしました。これまでより更に拡大して地元の農畜産物や加工品、工芸品などを販売する物産館などを運営しています。

 

地元の方にもっと足を運んで頂けるようにと、他県の道の駅との物産交流も行っています。香川、鹿児島、沖縄各県に加え、震災後より東北支援コーナーを設けました。観光客はもとより地元の方にも好評です。口蹄疫復興支援事業の一環として平成24年9月29日に秋田県で焼肉カーニバルを開催します。現地の方は「外で焼肉」という食スタイルがめずらしいようで、「日本一の肉のまち都城」の食文化の発信になればと思っています。

 

また、同センターでは様々なイベントなども実施しています。代表的なものでは、地元の窯元の協力を得て小学生を対象に開催している陶芸教室、夏休み親子でものづくり体験教室は昭和58年から続く恒例行事です。子どもの頃に参加した、という方も多いのではないでしょうか。秋の地場産業まつりでは都城圏域の約100社が集い、食べものから匠の技まで幅広く展示即売する産業の祭典を開催しています。おかげさまで2日間で約4万人が来場する一大イベントに成長しています。

 

同センターは地場企業の発展のために欠かせない存在なんですね。企業間のパイプ役のほか、企業と地域住民とを結ぶ重要な役割も果たしているようです。 (順)

 

 

ぼんち 元気企業 「財団法人 都城圏域地場産業振興センター」 ユニークな取り組み 東北支援コーナー・リンゴジュース(青森県)、南部せんべい(岩手県)、牛タンスモーク(宮城県)、いぶりがっこ(秋田県)、米沢牛にんにく味噌(山形県)、味付け玉こんにゃく(山形県)、ずんだ餅(宮城県) 写真

※ 写真左上から、リンゴジュース(青森県)、南部せんべい(岩手県)、牛タンスモーク(宮城県)、いぶりがっこ(秋田県)、米沢牛にんにく味噌(山形県)、味付け玉こんにゃく(山形県)、ずんだ餅(宮城県)

 

地元の方に他県の名物を楽しんで頂き、それが支援にもつながればという思いで設置されたコーナーです。平成24年9月からは更に商品も充実し、青森、秋田、岩手、宮城、山形各県の特産品を取り揃えています。