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「大熱戦!! 『五色百人一首』」

百人一首は、日本古来の優れた短歌を使ったかるた遊びとして、昔から楽しまれてきました。しかし、100枚を一度に使用すると、時間もかかり、覚えるのも大変! 子ども達が慣れ親しむ…という点では難しい面もあります。

 

そこで、百人一首を小中学生でも楽しく簡単に取り組めるようにと工夫されたのが「五色百人一首」です。これは、100枚の札を、青・赤・黄・緑・橙の五色に20枚ずつ分けて対戦するというもの。20枚ずつなので、対戦時間は約5分と短時間で対戦できることが魅力です。

 

また、札の裏には上の句が表示されているので、対戦しながら短歌を覚えることができます。全国の小中学校で広まり、各地で大会が開催されています。

 

「第8回五色百人一首県南大会」 会場写真

都城市でも、2012年1月29日(日)に都城市コミュニティセンターで、「第8回五色百人一首県南大会(TOSS五色百人一首協会県支部主催)」が開催されました。

 

都城市、三股町の児童はもちろんのこと、延岡市、鹿児島県曽於市などから、総勢162名が参加。今年は、新たに低学年(1・2年生)の青札部門が設けられ、全6部門に分かれて競われました。

 

参加した児童達は、緊張感漂う会場で相手と向かい合い、じっと札を見つめ、読み手の声に素早く反応。手に汗を握るような熱戦が繰り広げられました。

 

「五色百人一首」 対戦写真

さらに、会場中央で行われた決勝戦は、参加者全員が観戦。見ている側も息を凝らすような張り詰めた空気の中、レベルの高い試合が行われました。

 

大会は、各部門の4位までに入賞した児童へ賞状やトロフィーなどが贈られ、大盛況のうちに幕を閉じました。

 

来年も開催されます。家族や友達と楽しく練習して、みなさんも挑戦してみて下さい。(エタン)