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「2010国民読書年」

みなさんは、今年が「国民読書年」であることをご存知ですか。これは、近年の活字離れ、読書離れによる読解力や言語力の衰退が危惧されるなか、読書の価値を見直し、意識の啓発を目指すために「文字・活字文化振興法」の制定・施行5周年にあたる2010年を「国民読書年」に制定したものです。本を読むことで豊かな想像力や言葉の力をはぐくもうと、政官民が協力して様々な取り組みを行っています。

 

その一環として、2010年4月23日(金)、「子ども読書の日」に東京で開催された「子どもの読書活動推進フォーラム」(文部科学省、独立行政法人国立青少年教育振興機構 主催、内閣府、厚生労働省、国立図書館 後援 )で、都城市立高崎小学校(田中芳伸校長)が「平成22年度子ども読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰されました。

 

文部科学省は、優れた子どもの読書活動を実践している学校、図書館、団体(個人)を平成14年度から表彰しており、今年は高崎小学校を含む全国132校(小学校80校、中学校17校、高等学校31校、中等教育学校1校、特別支援学校4校 ※一部小・中学校がそれぞれにカウントされているため合計とは一致しません)が選ばれました。

 

県内のその他の受賞は高原町立高原小学校、日南高等学校(学校の部)、三股町立図書館(図書館の部)、五ヶ瀬おはなしの会「つくしんぼ」(団体(個人)の部)。

 

子どもだけでなく、年齢層を問わず問題視されている日本の活字離れ。「以前は結構読んでいたけど…」、「最近読んでいないな」と実感している方も多いのでは。

 

読書は、言葉を選び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことができないものです。これをきっかけに、本を読んでみませんか。(順)