前回の前編では、大学側へのインタビューを試み、概要や展望などを伺った。
今回の後編では、大学付近でお店を営む方々や読者に対し、『大学が開校することにより、街はどのように変わっていくと思うか』を伺ってみた。
※お店の方々に質問した内容は左記の通り。
※読者の皆様へは【Q1】のみ質問。
有限会社都城金海堂 広原店 店長 村岡友美氏
都城市広原町28-7 TEL/0986-24-4600 |
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株式会社タイヨー サンキュー広原店 店長 古賀寛人氏
北諸県郡三股町宮村2950-3 TEL/0986-24-0625 |
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ラーメン ちゃあるす豚 代表 加治和彦氏
都城市広原町28-12-3 TEL/0986-21-1888 |
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好み屋 一風 店主 牧崎照美氏
都城市広原町15-10 TEL/0986-26-1275 |
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ヘアースタジオグロース 広原店 オーナー 福岡 一氏
都城市広原町30-4-1 TEL/0986-51-7040 |
写真は広原店店長 大浦優氏 |
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現在の南九州大学前通り。今後どのように姿を変えていくのだろうか。
【活性化する…79%】
●若い人が沢山集まると、それだけで街が賑やかになる気がします。色々と若者向けの店や遊び場が増えたら、地元でもっと楽しく暮らせそうですね。(ヒ〜グ/26歳)
●学生が増える、若者が増える、人が増える。大学の周りが賑やかになる。ダイエーも新しくなり、駅→ダイエー→大学のルートが活性化すると思う。(よーちゃん/40歳)
●以前、産経大があった時も、サンキューや付近の店、アパート等が賑わっていました。近くに住んでいるので、街が活性化するのは嬉しいですが、若者が多くなると犯罪も増えるのでは?…と警戒もしています。(又兵衛/62歳)
●周辺にはたくさんの店、レストランがあるので、利用者も増え、街が活性化すると思う。(K・K/54歳)
●若者が集まる街は、周りの活性化は勿論のこと、衣食住含めて色々なモノに良い方向で影響が出る。景気が停滞している中、街が元気付けば良いと思う。(I・M/60歳)
●初年で1学年110名程度と聞いていますが、4年で500名位、新しい学部が認可されれば更に増えます。順調にいけば、私の考えでは1000名位になり、大いに活性化されると思います。(Y・I/69歳)
●若者(独身)が増えることで、アパートなどの利用も増えるし、学園祭などあったら楽しくなると思う。(うなぎょ/33歳)
●多少は活性化すると思うが、これは通過点なので、継続して学生を増やすことや、面白い学科開設等に着手すべきだと思います!(ミノルタ/30歳)
●高齢化する中で、若者達が多くなることで地域に活気が出てくるのではないでしょうか。それに伴い、高齢者も意欲向上になると思われます。(定年前の女/59歳)
●人が多くなると良いことだと思う。経済活性化にもなるし。「人間発達学部」ができたら、私も社会人入学してみたい。(太っちょママさん/?歳)
【活性化しない…21%】
●高鍋キャンパスも、近隣住民の人の経済効果がなくなり可哀相です。一般の大学ではなく、看護師の養成学校を希望したい。(ノンコ先生/52歳)
●不況で、親からの仕送りもバイトも期待できない中、経済的に学生の生活が厳しい。学生さんには、税納付もしてもらえず、ゴミ出しなどの税負担の方が市民にかかってくるのではないでしょうか?(オリーブ/51歳)
●生徒数が定着するまで時間がかかりそう。特色を活かす学校作りをしないと、地元の子供も集まらないのではと思います。 (ロビン/48歳)
●5年くらいは何とか続くと思いますが、結局、何年か前と同じで終わると思います。(なゃんこちゃん/34歳)
今回ご協力頂いた皆様の意見では、実に多くのポジティブな回答が寄せられる結果となった。それだけ、学生達の『若い力』に期待を寄せる思いは強く、今後、新学部の開設や学園祭等のイベントを行う事により、更に賑わいのある街づくりに期待ができる。だが反面、『治安の悪化』を懸念する声や、『特色のある学校づくり』を希望する声も多い。
全てはまだ始まったばかりなので、今はただ見守るしかない。だが、都城の歴史に大きな足跡を残す出来事であるだけに、是非とも成功を収め、そして大学通りの繁栄〜街全体の繁栄へと広がっていくことを願う。