昭和55年、都城西駅周辺に点々とあった9つの小規模市場を統合し、現在の志比田町の都城市公設地方卸売市場として開場。
平成3年をピークに売り上げが減少する中、今年30周年を迎えるにあたり、市場の活性化を目的に、市場の一部を開放し、今年4月17日から一般の人も買い物ができる「市場の駅」としてオープンした。
県内の公設市場は、同市と宮崎市にあるが、一般に毎週(休業日以外は毎日)開放されるのは初めてで、全国的に見ても同市場と苫小牧にある「海の駅」の2箇所のみ。
私もこの日、市場の駅を訪れるのは初めて。取材ではあるが、仕事はさておき、個人的に興味深々♪♪
逸る気持ちを抑えながら、市場の駅の開場時間である10時に到着! 早速取材へ…。
屋根のある路地に一歩足を踏み入れると、「昭和」へタイムスリップ!
水産品や青果、花、食料品、日用雑貨、惣菜、食堂までの大小様々な30のお店が軒を連ね、流れる音楽は歌謡曲。レトロな雰囲気が時間を忘れさせ、心地よい古き良き時代の「商店街」がそこに。
商店街の中を歩くと、箱積みのお菓子に目を奪われたり、並ぶ商品の安さにビックリしたり、お客さんと店頭に座っているおばちゃんとがおしゃべりする様子がなんともイイ〜感じ♪
卸価格で安いのはもちろんですが、お店によっては、まとめ買いすると値切れてさらにお得なんてことも! 市場ならではの風景と言えますねぇ。いいものに出会える予感が…。
どのお店の方も気さくで話しやすく、世間話しやそのお店ならではの裏話、買い物する際のコツなどなど、ついつい時間を忘れ、話しに夢中になることもしばしば(取材はバッチリしてきました!)。
ちなみに、お店によっては早い時間帯に閉店される場合もあるので、午前中から午後の早い時間帯に行かれることをオススメします。
そして、この日の取材は終了! たくさんお店を取材しましたが、どのお店も特徴的で、全部ご紹介したいのですが、紙面の関係(ごめんなさい)で一部ご紹介したいと思います。
ここには、買い物だけでなく、人とのふれあい、そして出会いがあります。みなさんもぜひ、お買い物に、散策に、お出かけ下さい。(Q)
ナンバー食品(株) | |||||
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中央食堂 | |||||
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九州加藤(株) | |||||
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土田製菓 | |||||
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(有)みまた青果 | |||||
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市場の台所「魚栄」 | |||||
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大河原生花 | |||||
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