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「都城の民族芸能の今── 都城民族芸能祭開催!!」
都城民俗芸能祭は、平成19年度に旧1市4町(都城市、山田町、高崎町、高城町、山之口町)の民俗芸能団体が統合し、都城市民俗芸能保存連合会となったのを機に始まりました。都城地方に古くから保存伝承されてきた貴重な文化遺産である民俗芸能を披露する場として一年に一度開催され、今年で7回目を迎えます。
現在、都城市内で活動している民俗芸能団体は73団体。多くの団体で高齢化が進み、後継者問題に悩んでいるのが実情です。都城の民俗芸能は、「五穀豊穣・無病息災」を願うものが多く、それぞれの地区で口伝で伝承され、詳しい資料も残っていないため、一度途絶えさせてしまうと復活させるのは難しいと言われています。
そんな中、保存会の方々は、地区の祭りなどで披露したり、小学校や地区で子どもたちに教えたりして、若い世代へ民俗芸能を何とか伝承していきたいと強い思いで取り組まれています。その甲斐あって、指導を受けた子どもたちが大人になり、民俗芸能を引き継ぐ人が少しずつ増えています。
民俗芸能を途絶えさせないためには、市民全体で守っていくことが必要です。まずは実際に見て、体感して下さい。一度見ると、民俗芸能の奥深さ、面白さを知ることができますよ。
※日程などは下記をご覧下さい
「山之口弥五郎どん」組み立て見学と浜下り体験 「山之口麓文弥節人形浄瑠璃」操作体験
平成25年度ふるさと文化財体験交流事業として開催。 民俗芸能を体験できる貴重な機会です! 日程: 平成25年12月1日(日) 10:00 〜 11:00 (芸能祭と同日開催) 場所: 都城市総合文化ホール アートモール |
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