去る2011年11月20日(日)、都城市滝の駅せきのお売店前広場にて、サツマイモを使った郷土料理「がね(※)」の大会「G1グランプリ環霧島決勝大会」が開催されました。
(※がねは、宮崎県や鹿児島県のいくつかの地域で作られる郷土料理で、さつまいもを主材料としたかき揚げにも似た料理です。揚げた形が「カニ」に似ていて地域によっては、「カニ」のことを「がね」と呼ぶことからこの名前がついたとされています。)
この日行われた決勝大会には、都城市、曽於市、霧島市、小林市の各予選会を勝ち抜いた各市2チームの計8チームが参加。オープニングでは、菓子野保育園のこども太鼓の演奏も行われました。
グランプリは、来場者が試食投票券を購入し、各チームの「がね」を試食して一番美味しいと思う「がね」に投票して決定されます。
多くの来場者は思い思いに各チーム自慢の「がね」を試食し、投票していました。
私も参加して試食しましたが、さつまいも、かぼちゃ、山芋、米粉、新ショウガなど、地元特産の様々な材料を使った「がね」は、それぞれに特徴があり、いずれも甲乙つけがたい美味しさでした。
そして、試食・投票時間も終わりいよいよ結果発表!
今回、見事グランプリに輝いたのは、曽於市の財部シルバーチーム「おいげ〜んがね」。
さつまいも、ごぼう、いりこ、玉ねぎ、人参、いんげん、豆腐、新しょうがなどが入った、甘くてやわらかく、具だくさんの「がね」です。
財部シルバーチームは、地元子育て支援メンバーで結成されています。グランプリ受賞の喜びをお聞きしたところ「皆で、アイデアを出し合って作った私達のがねを評価して頂き大変嬉しいです」とのこと。
そして、準優勝は同じく曽於市のあさがおチームの「みっちゃんのガネ」が受賞。曽於市2チームのワンツー受賞で決勝大会は幕を閉じました。
来年のがね大会は、曽於市(優勝したチームの地域)にて開催予定です。
◎グランプリ受賞の「おいげ〜んがね」は、すえよし道の駅にて販売も予定しているそうなので、お立ち寄りの際は、ぜひご賞味あれ!(Q)