3月4日、待望の最新シングル『Rain』がリリースされた、都城出身のシンガーソングライター『Shinya』。
Rainのリリースに先駆け、都城圏域でも精力的なライブやPR活動を行い、多くのメディアにも登場するなど、今、都城で最も旬なアーティストではないだろうか。
そんな彼が、新譜リリースの余韻に浸る間もなく、新たな曲を完成させた。
その曲名は『明日のために』。(作詞・作曲/Shinyaアレンジング/Carlos K.)
これは、プロバスケットボールチーム『宮崎シャイニングサンズ』の応援歌として作られた曲。
Shinyaの作る曲といえば、インディーズ時代より、ロック〜バラード路線を一貫しているが、『明日のために』はロックのテイストは感じられるものの、その音楽性は限りなく『ポップス』―――。
そこには、同曲のアレンジングを手がけた、Carlos K.氏(AKB48・板野友美のソロ曲『Dear J』を作曲)のエッセンスが強く表れている。
そして、2人の才能が絡みあう事で、実に応援歌らしい、アップテンポかつダンサブルなナンバーに仕上がっており、全編通してのキャッチーなメロディーラインは、一聴しただけでも耳に残るほど秀逸だ。
そんなメロディーに、『前向きに生きて欲しい』という思いを綴った歌詞が乗っており、特に「もっともっと元気を――勇気を――笑顔を――」というフレーズが歌われるサビの部分では、Shinyaの甘い歌声に乗って、その言葉が優しくもストレートに心に響いてくる。
Shinyaの曲は、どれもがメッセージ性に溢れており、それを歌声に乗せて、勇気や希望といった『立ち向かう力』を与えてくれる。
今回の『明日のために』も、そんな例から漏れることなく、聴く者を『元気』にしてくれる強力な『パワーソング』であると感じた。
そして、この曲の持つ『元気を与える』という点に於いて、私は楽曲を聞きながらシャイニングサンズをイメージすると共に、ある1つの出来事を頭の中に思い描いた―――
東北地方太平洋沖地震である。
聴いていて、率直に『元気』になれる曲であると感じた。
それなら、今一番元気であってほしい被災地・被災者の方々にも聴いてほしい―――そんな思いが頭を駆け巡るほど、この曲にはとても強い力と可能性を感じさせるのである。
Shinya本人も「今回の新曲は『元気の出る曲』をテーマに作っているので、被災地の方々にも聴いてもらい、元気を出してもらえたら嬉しい―――」と語っており、既に同曲のCD売上の一部は義援金として寄付、また、被災地へCDやPVを寄贈する準備も行っている。
シャイニングサンズの応援歌でありながら、それだけに収まらないスケールの大きさ―――。『元気』を必要とするシーンに於いて、最高のパワーソング―――それが『明日のために』だ。 (ガノ)
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