トップページ > 今月のPickUp記事 > 「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞 元日田 唯さん 文部科学大臣賞」
『第21回 伊藤園お〜いお茶新俳句大賞』の最高位賞である文部科学大臣賞に、都城市在住(小林市出身)の元日田(がんにちだ)唯さん(18)の詠んだ『風薫るこの町出ればさぁ大人』が選ばれ、7月6日、都城市総合文化ホールにて表彰式が行われた。
元日田さんには賞状と副賞、そして賞金50万円が贈呈。多くのマスコミや来賓に囲まれ、盛大な祝福を受ける式典となった。
伊藤園お〜いお茶新俳句大賞は、1989年にスタートした日本最大規模の俳句創作の公募コンテスト。21回目を迎える今回は、165万7098句もの応募作品があり、その頂点に元日田さんの作品が選出された。
風薫る この町出れば さぁ大人 |
▲お祝いに訪れた長峯市長(左)と受賞を喜ぶ元日田さん(右) |
この俳句は、元日田さんが高校卒業を間近に控えた今年の1月に、国語の課題として作ったもの。
卒業後は就職の為に大好きな地元や居心地のよい親元を離れる事を決心。そして精神的にも一人立ちして行こうと自分に誓った時の気持ちが込められており、審査員からは夢を抱き大人への第一歩を踏み出そうとする、希望に溢れて弾む気持ちを素直に詠んだことが評価された。
「賞金が貰えるので頑張って俳句を作りました(笑)。洋服やエステなど、自分磨きに使いたい」と笑顔で語る元日田さん。
ちなみに、入賞作品は伊藤園の販売する『お〜いお茶』シリーズのパッケージに、8月下旬より掲載されるので、ご期待頂きたい。(ガノ)