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「都城の顔 〜遠矢恒夫さん〜」
〜遠矢恒夫さん〜
皆さんは、ウクレレ音楽を耳にしたことがありますか? ウクレレの音は繊細で心地よく存在感があり、一度聞くと忘れられない音色です。
そんなウクレレに魅せられ、46年間、音楽一筋でやってこられた方がいます。音楽教室の先生である遠矢恒夫さんです。
遠矢さんは、高校生の頃にプロのハワイアンバンドの演奏を聞く機会があり、その時に初めてウクレレの音を耳にしたそうです。
その後、大阪で専門的な声楽を勉強。アルバイトをしながら、20歳のときにウクレレを購入し、独学で勉強しました。そして都城に戻り、『シャドウズ』というバンドの一員として活動を始めます。
「初めて観客の前で演奏した時の快感は忘れられないよ。」と遠矢さん。なんと、結成から今までずっと同じメンバーなんだとか! 現在も、盆地祭りや結婚式などで演奏されています。
バンドではギターの担当ですが、曲の合間に、ウクレレのソロ演奏もされるそうです。
ウクレレは、ハワイアンだけでなく日本の音楽ともマッチして、とても味わい深い音を奏でます。この日は、「さくらさくら」を演奏して下さいました。色んなパターンのさくらさくらは、叙情感たっぷりで心にグッとくるものがありました。
ウクレレの魅力を「何とも言えない音色が良いね。」と笑って答えて下さった遠矢さん。皆さんも機会を探して、ぜひウクレレの音色を聞いてみて下さいね。(エタン)