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ヤスが行く職業体験記

ガソリンスタンド編

社会人一年目として働き始めたばかりの私ヤスに、フォーラムスタッフ・雅より「さまざまな職業やそこで働く人達の姿を見て、これからの自分の成長のために、色んな仕事を体験すべし!」と、ある日の企画会議にて指令が下った。今回はその企画第一弾で、場所はガソリンスタンド! ご協力頂いたのはJA都城の五十市給油所。

ヤスが行く職業体験記 【ガソリンスタンド編】 写真1
最初は窓拭きをすることに。タオルや拭き方の説明を受けていると早速お客様が!「いらっしゃいませ!」スタッフ達の元気の良い爽やかな声がこだまする。自分も声を出しているつもりだが、後で聞いてみると全然出ていなかったと言われてしまった。ちょっとショックだが、これも普段から声が出ていないという証拠だ。もっと普段から腹に力を入れて喋らなければ!

窓を一度拭いたタオルは、汚れてしまっているので洗濯しなければならない。忙しい時にはあっという間にタオルを使い切ってしまい、一時間に一回のペースで洗濯機を回すこともあるのだとか。これは誰かが気付き、誰かがやらなければならない仕事だ。他にも給油中でも灰皿やゴミの確認。空いた時間にパンクしたタイヤが持ち込まれれば修理し、屋内の掃除等を気付いたスタッフがやっている。この気付きが大事なのだが、これがなかなか難しく、私は自分のことで手いっぱいになってしまうことが多々ある。少し反省。だが落ち込んでいる暇はない。出来ることをやるしかないのだ! 窓を拭き終え、次に洗車機の周辺に生えたコケを高圧洗浄機で落とす作業を手伝った。コケでお客様が転倒してしまわないようにだ。最初に見よう見まねでやったら撮影スタッフに、「なんかへっぴり腰」と笑われてしまったが、次第に慣れ何とか綺麗にすることが出来た。最後までへっぴり腰だったことを除けば、なかなか上手くいった。

今回、私に指導しながら、お客様へ気を遣い仕事を進めているスタッフ達は何とも頼もしいと思った。テキパキ動き、元気良く、細やかに気を遣う。学んだことを生かし、仕事を頑張ろうと思う。

ヤスが行く職業体験記 【ガソリンスタンド編】 写真2
今回ご協力頂いた皆さん ありがとうございました!

■取材協力/
JA都城 燃料課
TEL.38-6690
JA都城 五十市給油所
TEL.27-1186
※ 「きりしまフォーラム2016年5月号」P20もご覧ください

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