ジモトのことをもっと知ろう

第12回【介護業界の人材】

ちょうど1年前、このコーナーにおいて介護福祉士の養成校である『都城コアカレッジ』で、講師の日高先生と稻丸先生にお話を伺いました。あれから1年、改めて都城圏域の介護人材の実情はどうなのか、お聞きしてきました。

─介護を担う人材について、現状はいかがですか。 
有効求人倍率が極めて高い状況の今、1年前と比べてさらに介護職に目が向きにくくなっています。今後ますます人材が必要となる中、絶対的に足りていない状況です。やっぱり介護職に対して、あまりよいイメージを持たれていないように感じます。

─実際はどうですか? 
やり甲斐のある、よい職業だと思いますよ。本校に通う学生からも「介護職を選んでよかった」という声をたくさん耳にします。介護職はただ利用者さんのケアをするだけでなく、生活すべてに関わりながらお付き合いします。きちんと向き合っていれば、利用者さん、そしてそのご家族からダイレクトに「ありがとう」と感謝されます。「お役に立つことができた」「必要とされている」と実感できる、やり甲斐のある仕事なんですよ。
それに、専門性が高くて、奥が深い仕事なんです。能力やキャリアに応じた各種国家資格も取得でき、それに伴って給与なども優遇されます。「介護福祉士の人達はすごいんだ!」と、もっと憧れられる職業になってもおかしくないと思いますね。

─でも、仕事がハードだと聞きますが……。 
もちろん仕事ですから楽ではありませんが、人手不足で余裕がない施設でない限りは特別過酷といったことはないと思います。ただ、全くの未経験で施設に働きに出たりすると、大変な思いをすることがあると聞きます。しっかりとした指導システム・環境が整った施設であればいいのですが、そうでないと仕事についていけず、耐えきれずに辞めてしまうことも。そうならないためにも、私共のような養成校を上手く活用してもらいたいですね。

─知識や技術・ノウハウを身につけた上であれば、仕事に上手く馴染んでいけるわけですね。 
ええ。それに本校のような養成校に通えば、現場実習や講師のアドバイスを受けながら、じっくり自分に合ったタイプの施設を見極められますので、より働きやすくなります。最近は、学費などの負担も随分軽くなっています。ちなみに、本年度から改善された奨学金の耳寄りな情報があります。介護福祉士を目指す人のための返還免除の奨学金制度があるのですが、これの弱点は入学してからでないと利用できるかどうか分からないところでした。それが、本年度から入学する前に分かるようになったのです。本校の学費の大半は、この奨学金で賄えますので、学費の心配をせずに安心して介護福祉士を志すことができるようになるんです。

ジモトのことをもっと知ろう!第12回─介護職を志す人が増えるきっかけになればいいですね! 
これからは若い人はもちろん、出産・子育てが落ち着いた主婦の方や転職を考えている社会人の方にも介護職を選択肢に入れてもらいたいですね。歳を重ねてきた分だけ人生経験豊富で、コミュニケーション能力も高い。そうした人材は利用者さんにも施設からも重宝されます。本校には、未経験の方が短期間で介護について学べる講座もあります。介護職を選択肢の一つとして考えてくれる方が今後増えていくことを期待しています!

■取材協力/都城コアカレッジ
☎38─4811

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